こんにちは、静谷進助(せいたにしんすけ)です
- 仕事ができなくて会社に行きたくない
- できない自分に絶望している
- 周りからの評価が低くて会社に居づらい
こういった方に向けて書いています
プロフィールにあるように私は超絶にできない人間です
静谷進助のプロフィール!超絶できないダメな自分でもここまで来れた
自分でいうのもなんですが私ほどできない人間にはなかなかお目にかかれません
そんな私がサラリーマン生活を15年以上送り、これからはブログで独立を目指しています
超絶できない私が会社で居場所を得るためにやってきたことについて書いていきます
Contents
仕事ができなくてつらい人は1つだけ他人よりできる仕事を作る

仕事ができない人が行うことは1つでいいので他の人よりできる仕事を作ることです
その1つが自分の拠り所となり、周囲の扱いもかわります
それでは具体的に見ていきましょう
自分の得意分野を活かした仕事を選ぶ
ありがたいことに日本には職業選択の自由があります
そして世の中には数えきれないくらいの職種があります
自分の良さを活かしてできる仕事を選択するのです
そんなことを言ってもすでに今の仕事が変えられない
という方はその中で自分を差別化をしていきましょう
例えばあなたが会社で他の多くの営業マンと同じ商品を扱っているとします
こういった場合、その人達と比べられますし、差別化が出来ません
営業マンのなかでも自分を差別化しましょう
もちろん自分で取り扱う商品を決められるわけではありません
しかしいくらでも差別化できます
- 同じ商品を扱っていても他の営業マンが詳しくない商品を自分が研究する
- 何か新しい事業が立ち上がったら、その営業に立候補する
などいくらでも差別化できます
社内でやっている人がいない(少ない)仕事をする
他の人と比較できない仕事につく
会社の中であなたの希少価値を上げましょう

私の場合は会社で経理を取り仕切っています
私と同じ仕事をやっている人は社内にいません
当然、私しかわからない仕事があります
会社も私に依存しているのです
他のスタッフも私にしかわからない仕事について私に依頼をすることになります
仕事をお願いされれば貸しが作れますし、自分はその業務についてどんどん詳しくなれます
他の人がやればできてしまう仕事でもそれを習得するのにそこそこ手間がかかります
そういったコストを考えるといつもやっている私に任せようとなります
そしてより高度な仕事でそれを行うほど自分の希少価値は高まっていきます
そのうちどうでもいいような仕事は回って来なくなります
私は普通の人が簡単にできることが驚くほどできません
車の運転がめちゃくちゃだったり、作業系が苦手です
だからお使いや重役を送るような仕事がイヤで仕方ないのです
自分にしかできない仕事を追及することでこういった仕事が私には回ってこなくなりました
私の得意な仕事、そして他の人ができない仕事に専念できるようになり会社でポジションを得ることができました
1つできるとそれが拠り所となる

1つだけでも他の人よりできる仕事を作るとすごく自信になります
その1つをもっと深めて自分の希少性を高めることもできます
また、自分の努力によって成果が出たという成功体験は他の事にもチャレンジしようというモチベーションになります
次にやることは1つだけでなく自分の強みを2つ3つに増やしていく努力です
2つめ3つめのチャレンジが失敗してもいいのです
それでも1つめの強みが残ります
上手くいったモノと上手くいかなかったモノを比較して、自分のできること出来ない事の見極めができます
それを活かして4つめのチャレンジをすればいいのです
自分はやればできるというたった1つの成功体験で可能性は大きく広がっていくのです
先延ばしとモチベーション研究の第一人者であるピアース・スティールは著書【ヒトはなぜ先延ばししてしまうのか】で以下のように言っています
これまで何度挑戦してもことごとく失敗だった場合
自分はまた失敗するだろうと実際に試みる前に予想するようになる
何をやっても無駄なのだと学習してしまう学習性無力感に陥る
学習性無力感を抱いている人には以下の特徴があります
- 物事を簡単にあきらめる傾向にある
- 病気がなかなか回復しない
- 物事の決断を先送りする
- チャレンジする気になれない
1つだけでも他の人よりできる仕事を作ることで学習性無力感から抜け出すきっかけになります
ピアース・スティールは著書【ヒトはなぜ先延ばししてしまうのか】で先延ばしやモチベーション低下の要因を解明し、克服する方法が記されています
そしてマネジメントに父と言われるピータードラッカーは著書【経営者の条件】の中で以下のように言っています
いまだかつて生まれつき成果をあげるエグゼクティブには出会ったことがない
成果をあげているものはみな、成果をあげる力を努力して身に付けてきている
日常の実践によって成果をあげることを習慣にしてしまっている
要するに有能な人間が成果をあげるのではなく、また成果をあげる人のタイプなども存在しない
1つできると他人からの扱いが変わる

1つでも他の人よりできる仕事があると周囲のあなたへの扱いが変わります
なぜなら周りはそのことについてはあなたに聞いたり、やってもらったりしないといけなくなるからです
これによって他の仕事が出来なかったりしても風当たりはずいぶん違います
【アイツはあれができるから仕方ないか】となりやすいです
勘違いしないでほしいのはできるだ余分な仕事はやらない方が良いといっているわけではありません
いろんなことができるようになった方がいいに決まっています
しかし私のようにファイリングもコピー取りもまっすぐできないような人間にとってそこで評価されるポジションをとらないことが重要です
克服したい事は
- 周囲の人がどのようにやっているかをしっかり観察する
- 丁寧にググったりYouTubeでやり方を習得する
ネットがある時代で本当に良かったです
私は作業系が全く覚えられないのでYouTubeなどで丁寧に手順を頭に入れます
それでもすぐに忘れてしまうので直前に何度もそれを行っています
それによって現在の会社で10年以上勤務していますがそんなに非常識な人間というレッテルは貼られていません(たぶん)
まとめ
仕事ができなくてつらい人は1つだけでも他の人よりも出来る仕事を作ることが大切です
そのために会社の他のスタッフと自分を差別化していきましょう
自分にしかできない仕事を1つ作ることで会社において自分の希少性が高まります
その1つの仕事が自分の拠り所となり、周囲の扱いもかわります
それが出来ればその仕事をさらに磨くことも出来ますし、2つ目3つ目の強みを作ることもできます
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!